コウホ地1

#コウホ地 (1)
利点 広々としている。そばに川が流れている。
欠点 ゴミを燃やす所のそばである。日陰がなく日中暑すぎる。
  • 持ち主の家は道をはさんだ2階建ての新築した家
  • 広島に出ていて2年くらい田んぼをやっていない。年に、2・3回草を刈っている。
    (刈らなければ山のようになる。)
  • 小屋、物置になっている。


小川てつオ
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丸井隆人

#1年後のコウホ地 (Report-1)
去年、小川てつオが「アートスフィア灰塚 '98」で行った『こんにちわテント』のコウホ地を訪ねてみることにした。本当は時間をかけてすべてまわりたいところだが、時間の都合からまわれそうなのは今日と明日の2日だけ。それも仕事の合間を縫ってでしかない。どのくらいまわれるかはわからないけど、できる範囲で訪れてみることにしよう。彼が出会った人と話す機会でも持てたらラッキーだ!
堤防 しかし、いきなりではあるが、この地図からコウホ地を見つけ出すのはなかなか大変なことだ。コウホ地 (1) <ゴミを燃やすところ>のそばだから、まずはそういうところを目印にして探すことになる。ところがそんなゴミを燃やすためのドラムカンはいたるところにあるのだ。方々歩きまわって、ようやくスケッチと同じ川の堤防みたいなものを見つけると、そこは案外ふるさとセンター田総に近いところだった(この時点では、地図上のふるさとセンター田総の位置を勘違いしていた)。小屋も物置もちゃんとある。<ゴミを燃やすところ>から<小屋>までの歩数もほぼ同じ。そこがコウホ地 (1) であると確信する。
スケッチにある通り、畑は相変わらず休耕中だけど、トマト、ナス、カボチャなどは今も植わっている。こうして一年前の絵と照らし合わせる行為は、それだけでもなかなか楽しい。ただ、<小道>といえるものがどこにも見当たらなくなってしまっていた。

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